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東京でおしゃれなネクタイができるまで②
2018/08/13
また、実際の3Dプリンターをいろいろと調べていると、簡易型の安価なものから高性能の高価なものまでピンキリでした。自分で購入して作ろうと思っていましたが、高精度で納得のいくオシャレなネクタイを作ろうと思うと費用がかかり過ぎてとても手が届きません。きっぱり3Dプリンターは諦め、もっとできる範囲でオシャレなネクタイができないものかと思案していたところ、クルマのフロントグリルは横一直線なラインが何層かに積み上げているデザインが多いのに気がつきました。そこで軽くて加工のし易いアルミ板でともかくオシャレなネクタイの試作品を作ってみようと思い早速取りかかりました。最初は工場内にあった厚さ1㎜のアルミ板を加工することにしました。
最初のデザインは「くの字」型にカットしたアルミ板を徐々に大きさを変えた相似形の物を7枚作り重ねて取り付けようと考えてました。ここで問題だったのが、どのようにしてアルミ板を取り付ければよいかでした。考えた末まずは一番細いネジで連結させることとしました。素案が決まれば後は実行あるのみ。アルミ板をカットするのに糸鋸が必要だと思い、渋谷の東急ハンズに買いに行きました。売り場を探し行ってみると彫銀加工の実演をしていたので、いろいろアドバイスを受け、糸鋸以外にヤスリ、ヤットコ、首に付けるためのチェーンをかいました。帰宅し早速糸鋸でアルミ板切り始めましたが、これが結構大変で腕が痛くなり、休みながらようやく7枚切り終わりました。これではとても量産はできないなとつくづく思いました。
つづく・・・